埼玉県比企郡ときがわ町を拠点にするティーンエイジブルーイングは、音楽家・森大地が醸造家に転身して立ち上げたブルワリー。自由な発想と香りの設計を持ち味に、個性的でありながら飲みやすさも意識したビールを送り出してきた。

今回Instagramで発表されたのは、3周年記念リリース第3弾となる「Tokigawa Infusion : Byakudan」。新宿の「Bar Ben Fiddich」、そして黒衣香木香料店とのトリプルコラボレーションで生まれた一本で、テーマは「ノスタルジックな記憶」。

スタイルは Sour IPA w/ Byakudan, Watermelon, Elderflower, Cardamom、ABVは6.0%。白檀由来の線香や香水を思わせるオリエンタルな香りに、スイカのジューシーさを重ね、エルダーフラワーとカルダモンが奥行きを加える構成だ。ホップには Nelson Sauvin と Elixir を使用し、酸味が全体をまとめる設計になっている。

投稿では、このビールが「ときがわの夏」を閉じ込めたような一杯として紹介されている。幼い頃の記憶を呼び起こすような香りと、サワーIPAらしいキレのある酸味。その対比が、ティーンエイジブルーイングらしい実験性につながっている。

あわせて、3周年イベント「Teenage Weekend 2026」も案内された。開催日は5月30日で、ときがわ町の里山village四季彩館で実施される。会場では今回の周年ビール3種が先行開栓される予定で、ビールと音楽、自然を一日で楽しむ記念フェスとして位置づけられている。業務店向け販売とECサイトでのリリース、発送開始はいずれも6月上旬予定とされている。