岐阜県瑞浪市釜戸町のCamado Brewery HAKOFUNEで、今週のタップリストが公開された。今回は、季節の素材や香りの設計を前面に出した6本が中心。店内でそのまま飲める工場併設のブリューパブらしく、樽替わりの個性をその場で楽しめる内容になっている。

今回並んだのは、あんきーラガー夏空山椒エール河内晩柑サワー着火の儀IPADiscovery#1 High Aroma Hazy IPA完熟梅ブリュットIPAの6種。なかでも夏空山椒エールは、山椒の青い香りを生かした夏向きの一杯として紹介されている。完熟梅ブリュットIPAは、釜戸町産の完熟梅を発酵中に漬け込み、アプリコットや桃、洋梨を思わせる香りを重ねた仕上がりで、青梅系の酸味ではなく、すっきりとした飲み口を目指したという。

そのほか、河内晩柑サワーのように柑橘の輪郭を立てたものから、着火の儀IPAやHigh Aroma Hazy IPAのようにホップの香りを前に出したものまで、方向性の異なるラインナップが揃う。さらに、今回の案内ではシュバルツをいったん休みにして新しい一杯へつないだことも触れられており、定番と限定の入れ替わりが見えるのも面白い。

HAKOFUNEは、美濃焼の産地らしく陶芸家と作ったビアカップで飲めるのも特徴。フードは自家製燻製ミックスナッツ、いぶりがっこクリームチーズ、季節野菜のおつまみ、ボーノポークのビール煮、キーマカレーまで幅広く、ビールとの相性を考えて組み立てやすい。瑞浪で土地の素材と自家醸造の個性を同時に味わいたい日に、候補に入れておきたい一軒だ。