京都・福知山市のクラフトバンクは、スペインバル「にしむらーの」の西村シェフと手がけたコラボビール 「EL CLASICO」 を公開した。クラフトバンクは、旧銀行跡地を活用して2020年に始まったブルワリーで、福知山駅から徒歩圏に拠点を置く。地域に根ざした場所づくりと、料理に寄り添うビール提案を続けてきた点が、この一本にも反映されている。

EL CLASICO は、スペインの伝統的なサングリアをイメージしたロゼ色の Spiced Saison。スペインで料理を学んだ西村シェフが、現地で親しんだスパイス感のあるサングリアをビールとして表現したもので、今回が2度目の醸造となる。前回はブロンドエールをベースに葡萄とスパイスを重ねた設計だったが、今回はセゾン酵母を採用し、より複雑な香りと味わいを目指している。

レシピでは、ぶどう果汁の果実味に、八角、シナモン、クローブ、オレンジピールを重ね、酵母由来のスパイシーさも引き出した。アルコール度数は7.0%とやや高めだが、ボディはドライで口当たりは軽やか。ロゼ色の見た目に、葡萄のやわらかな甘やかさとほのかな苦味が重なり、飲み進めるほど表情が変わる構成だ。

スペイン料理との相性はもちろん、幅広い食事に合わせやすい点も特徴として挙げられている。旧銀行の空間をベースに、食とビールの接点を磨いてきたクラフトバンクらしい、背景のあるコラボレーションと言える。

- スタイル: Sangria de sevada(麦のサングリア)
- ABV: 7.0%
- 原材料: 麦芽(外国製造)、ぶどう果汁、オレンジピール、ホップ、八角、シナモン、クローブ
- 使用ホップ: Nelson Sauvin, Hallertau Blanc
- 使用モルト: Pilsner, Spelt malt

参考: 元記事 / CRAFT BANK