広島の本川町にタローズブルーイングっていうブルワリーがあるんだけど、まず名前の由来が面白くてさ。
なになに?
代表の三羽健太郎さんの「健太郎」、おじいさんの「金太郎」、息子の「太郎」──3世代の「太郎」で複数形の「TAROS」なんだよ。
3世代の太郎! それはかわいい!
三羽さんは2014年に広島の流川でビール専門店「hangout」を始めた人で、そこから約10年、ずっと「自分でビールを造りたい」って夢を温めてたんだ。2023年に本川町に移転して念願の醸造所をオープンした。
10年越しの夢……!
しかもこれがさ、製造・出荷・イベント出店・パブの運営まで、ほぼ一人でこなしてるんだよ。それでいてビールのクオリティがすごい。Hazy IPAが得意で、「マザーズミルク」は白葡萄や桃の香りにシルキーでミルキーな口当たりの6%のHazy IPA。「トポロジー」はCryo Citra、Galaxy、Cryo Mosaicっていうホップを使った7%のHazy IPAで、グレープフルーツやマスカットの香りが広がる。
全部一人で!? しかもホップの品種でそんなに味が変わるの?
全然違うよ。「オトナゲ式」っていうオーツクリームセッションヘイジーIPAもあってさ、Nelson Sauvinホップの白ぶどうみたいな香りに、ラクトースでボディ感を出してる。4.5%と軽いのに飲みごたえがあるっていう面白い設計なんだ。
なにそれ、飲んでみたい! 名前もユニークだし。
三羽さんのポリシーは「スタイルにこだわらず、本当に美味しいものを飲んでもらいたい」。併設パブのhangoutで出来たてを安く出せるから、特別な日だけじゃなく日常のビールとして届けたいっていう想いがあるんだよ。
ビアバーで10年お客さんと向き合ってきた人が、その経験ごとビールに注ぎ込んでるんだね。本川町のhangout、絶対行く!
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