島根のクラフトビールを語るなら外せない存在がビアへるん。1999年創業の島根ビールが手がけてるんだけど、名前の由来が粋でさ
「へるん」って何? 不思議な名前だよね
松江に暮らして日本文化を世界に紹介した文豪・小泉八雲、ラフカディオ・ハーンのこと。地元では「へるん先生」って親しまれてたんだ。その名を冠して、島根を世界に知らしめるビールになりたいっていう想いが込められてるんだよ
へるん先生のビール…! なんかロマンがある
代表の矢野学さんがまた面白い人でさ。工学部出身なのに酒造りがしたくて日本酒メーカーに入ったんだけど、配属されたのは製造じゃなくて機械のメンテナンスだったんだ
えっ、造りたかったのにメンテナンス…?
ところが地ビール解禁の波が来て、醸造設備を直せる人材が求められたんだよ。そこで工場長に抜擢されて、広島の酒類総合研究所でビール醸造を学んだ。矢野さんの哲学がまたユニークで、「レーダーチャートの端っこに偏るようなビールを造りたい」って言ってるんだ
偏ったビール!? バランスよくじゃなくて?
島根の食文化って醤油も甘くて味が濃いんだよね。その「甘濃い」食卓に負けないように、味も香りも振り切ったビールをあえて造ってる。フラッグシップの「ヴァイツェン」は2018年のWorld Beer AwardsでJapan Winnerに輝いてるし、「おろち」は毎年違う日本酒蔵とコラボして酒米麹と清酒酵母を使うどぶろくビール。ビアギークから絶大な人気だよ
日本酒蔵とコラボのどぶろくビール! それは飲んでみたい!
さらに「ゼウスビター」は大麦麦芽もホップも100%島根県産。「ゼウス」っていう品種のホップを自社で栽培してるんだけど、日本でのホップ栽培は相当難しくて収穫量が限られるから、ほぼ県内でしか手に入らないんだ
100%島根産…! 現地でしか飲めないなんて、もう松江に行くしかないじゃん!
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