丹波路ブルワリーのブルワー、井筒一摩さんはもともとシステムエンジニアだったんだよ。
えっ、SEからビール職人に!? なんでまた?
仕事帰りにクラフトビアバーで飲んだ一杯に衝撃を受けたらしい。それで脱サラして、まず山梨のアウトサイダーブルーイングで醸造の基礎を叩き込んで、そのあとイギリスに渡って3か月修行してるんだよ。
イギリスまで! どこで修行したの?
Nene Valley Brewery、Atom Beer、Yorkshire Brewing Companyとか複数のブルワリーを回ってる。だからベースはイングリッシュスタイルで、2017年6月に丹波篠山で開業したんだ。1回の仕込みが400Lっていう本当に小さなマイクロブルワリー。
400L! 少量だからこそできることがありそう。定番ビールは?
丹波路ピルスナーが看板で、年間20種類くらい季節限定を出してる。これがさ、丹波栗を使ったビールとか、ゴボウ、抹茶を副原料にしたのとか、いちごや桃のフルーツビールまであるんだよ。
丹波栗のビール! 絶対おいしいやつ! 飲んでみたい!
併設のブルーパブ「テラノ・サウス」で最大6タップから直接飲めるし、さらにグランピング施設も併設してるから、泊まりがけでビール三昧もできる。
グランピングしながらクラフトビール!? 最高じゃん!
もうひとつ感心したのが、醸造で出た麦芽カスを近くの農場のヤギの餌として活用してること。地域の中で循環させてるんだよね。農園も運営してて丹波篠山黒枝豆も作ってる。ビールと農業と宿泊が一体になった、丹波篠山ならではの醸造所だよ。