ファイブツリーズ、学芸大学にあったブルワリーなんだけど、ここの成り立ちがちょっと異色でさ。
異色?どういうこと?
母体が昭和27年創業のトーシンコーポレーションっていう、緑化事業とかエクステリアを手がける会社なんだよ。つまり植物と建材のプロがビール醸造を始めたっていう話。
えっ!植物の会社がビール!?なんでまた?
中心人物の小渕仁さんは、キリンの横浜工場やTHRASH ZONEっていう横浜のブリューパブで働いてた経験があって、「学芸大学の五本木にはクラフトビールを造って出す店がなかった」って気づいたのが始まりなんだ。
なるほど、ビール経験者がいたんだね。で、五本木がファイブツリーズの由来?
そう、鎌倉時代から続く地名「五本木」を英語にしたんだよ。看板ビールのGOHONGI ALEもまんま地名。6%のペールエールで、甘い麦の香りとホップの爽やかさのバランスが良くてさ。UNっていうセッションIPA(4%)は軽くて炭酸のキレがいいし、UNITEはダブルIPA(8%)でグレープフルーツみたいな香りのヘビーヒッター。
GOHONGI ALEって名前がいい!地元愛がすごい!
緑化事業の会社だけあって、店内は植物に囲まれた空間で、関連会社のYard Worksが植物配置を担当してたんだよ。昼はショールーム、夕方からビアバーっていう二面性も面白かった。
「あった」「だった」って……もしかして?
一時休業していた時期もあるんだけど、目黒区のふるさと納税返礼品にも選ばれてたくらいだから、地域に根づいてたのは間違いない。復活を待ちたいところだね。
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