日立市にさ、10年越しの夢でできた醸造所があるんだよ。日立麦酒醸造所。
10年!? そんなにかかったの!?
代表の清家達也さん、もともと神奈川出身で、結婚を機に日立に移住して2006年から飲食店をやってたんだ。転機は2014年の横浜オクトーバーフェストでドイツビールのヴァルシュタイナーに出会ったこと。そこから自分でビール造りたいって火がついた。
でもすぐには造れなかったんだ?
最初は木内酒造、あの常陸野ネストビールで有名なところに委託醸造してもらってた。2016年の日立さくらまつりで最初のビール「サクラ ヒタチエール」をデビューさせたんだけど、自前の醸造所はコロナで計画が大幅に遅れて。事業再構築補助金を使ってようやく2024年4月にオープン。
コロナを乗り越えて……10年か。泣けるね。
醸造所がまたカッコいいんだよ。自分の店「セカンドアースダイナー」の1階にガラス張りの醸造スペースがあって、ステンレスのタンクが全部見える。2階がレストラン、3階が個室とビアガーデン、4階がBBQテラス。
ガラス張り! 造ってるところ見ながら飲めるの最高じゃん!
ビール名が全部日立の海岸から取ってるのがいいんだよ。「サクラ ヒタチエール」はホワイトエールで桜を使ってる。「河原子サンライズ」はゴールデンエール、「久慈浜ムーンライト」はペールエール。新作の「Ajigaura Sunrise Hazy」はDDHヘイジーで6%。
日の出にムーンライトに……海の街のビールだ!
清家さんの目標は日立を「ビールの街」にすることなんだ。市内の飲食店にもオリジナルビールを供給して、若い人が残りたくなる街にしたいって。醸造の副産物は地元農家に還元してるし、地域まるごと巻き込む構想だよね。
「日立が好きになる、日立を味わえるクラフトビール」かぁ。海の見えるダイナーで、街の名前がついたビールを飲む……行くしかないでしょこれ!