宮城県仙台市太白区・秋保に拠点を置くグレートデーンブリューイングが、ジャパン・グレートビア・アワーズ2026で4銘柄の受賞を発表した。今回金賞に輝いたのはBELGIAN TRIPEL。ほかにもBALTIC PORTERが銀賞、MUNICH DUNKELBARLEY WINEが銅賞を獲得し、同社の醸造力が幅広いスタイルで評価された。

金賞受賞のベルジャン トリぺルは、ベルギーの修道院に由来する黄金色のビール。ABV 9.5%の高めの設計ながら、華やかな花やクローブの香りとドライで爽快な後味が特徴として紹介されている。単に強いだけでなく、スタイルに合った香りと飲み心地を備えている点が、コンペティションでの評価につながったとみられる。

同社は1994年にアメリカ・ウィスコンシン州で創業し、2024年1月に秋保地区へ新たな醸造所を開設したブルワリー。米国発のブランドらしい確かな技術を土台にしながら、仙台の土地で仕込むビールを展開している。今回の受賞は、その蓄積が日本の市場でも着実に伝わっていることを示す結果といえる。

受賞ビールはなくなり次第終了で、秋保の工場併設レストランで味わえる。観光で立ち寄る人にとっても、受賞銘柄を現地で飲めるのはうれしいポイントだろう。グレートデーンブリューイングのビールを追っている読者は、定番だけでなく今回評価されたラガーやダークビールにも注目したい。