沖縄市のクリフガロブルーイングが、缶ビールプロジェクト「沖縄百景」の第1弾として『SPENT GAZE』を発売する。発売日は2026年9月11日。商品名からも印象的な今回のビールは、DDH IPA(ダブルドライホップIPA)として仕込まれた一杯だ。

DDH IPAは、発酵後のビールにホップを複数回投入することで、苦味だけでなくホップ由来の香りを強く引き出すスタイル。クリフガロブルーイングは発売に先立ち、通常の約2倍のホップを使う設計や、オーツ麦によるなめらかな口当たりを目指していることを伝えていた。香りは華やかに、飲み口は柔らかくまとめる方向性がうかがえる。

「沖縄百景」は、沖縄の土地や空気感を、缶ビールという形で届けていく企画。店内で味わう生ビールとは異なり、缶で展開することで、沖縄市のブルワリーからより広い場所へビールを持ち出せるのも魅力だ。第1弾からDDH IPAを選んだ点には、ホップの個性を軸にシリーズの存在感を打ち出す意図が感じられる。

クリフガロブルーイングは沖縄市を拠点とするブルワリー。地元の素材や沖縄らしい風土を意識したビールづくりに取り組み、醸造所としてだけでなく、ビールを楽しめる場としても地域に根ざしている。今回の『SPENT GAZE』が、沖縄の風景をどのような香りと味わいで表現するのか、発売後に確かめたい。

ホップアロマを楽しみたい人はもちろん、沖縄のクラフトビールを追いかけている人にとっても注目の新作。まずはしっかり冷やして、立ち上がる香りから味わってみたい。