稲毛で3年続いた小さなブルワリー

千葉市稲毛区の「いなびや 千葉稲毛ビール」は、2023年7月4日に稲毛せんげん通り商店街でオープンした醸造所兼ビアパブです。JR稲毛駅と京成稲毛駅の間という、日常の動線に近い場所で営業してきたこのブルワリーが、2026年7月4日に3周年を迎えました。

開業から3年を迎えた節目に合わせて、同店はInstagramで報告。ここまで続けてこられたことへの感謝を伝えつつ、これからも「ビールを飲みに、話をしに、顔を見に」気軽に来てほしいという姿勢を示しました。地域の店として、肩ひじ張らずに立ち寄れる距離感を大切にしていることがうかがえます。

多種類を少量ずつ、地元に開いたつくり

いなびやは小規模なマイクロブルワリーで、タンクが小さいぶん多様なビールづくりに向いています。紹介では、毎月2〜3種類の新しいクラフトビールを出せることが特徴として挙げられており、銘柄名には「せんげん通り」「稲毛」「宮野木ジャンクション」など、地元に結びついたネーミングも見られます。

また、店は単にビールを飲む場所にとどまらず、落語会などのイベントも開いてきました。地域の人が集まり、会話が生まれる場として育ってきたことも、この3年間の大きな特徴です。

節目の先へ

3周年の告知は、派手な演出よりも、日々の積み重ねを静かに伝える内容でした。地元でビールを楽しみ、作り手と話し、店の空気に触れる。そんな時間を続けてきたこと自体が、いなびやの個性と言えそうです。千葉・稲毛の街に根を張ったブルワリーが、4年目にどんな一杯を届けるのか注目したいところです。