甘夏を使った黒ビールが再登場


千葉市稲毛区のブリューパブ、いなびや 千葉稲毛ビール醸造所が、黒ビール「みためし」を案内した。投稿によると、立ち上がりでは焙煎香がやや強く、その後に千葉市美浜区磯辺産の甘夏による酸味が続き、後味をすっきりまとめた一本という。

2026年の甘夏ビール第1弾として仕込まれたもので、今年の仕込みは3回目。投稿ではラベル表記がVer.2になっていたが、実際にはVer.3が正しいと説明している。

地元の果実を生かした仕込み


原料の甘夏は、磯辺で庭木として残っていた実を「いそべオレンジを守る会」が収穫・活用したもの。地域で採れた果実をビールに使う点に、いなびやらしいローカル志向が表れている。

「みためし」という名前は、35年以上前の郷土資料から知った古い言葉を採ったものだという。試してみて、様子を見て、必要なら修正するという感覚を重ねた命名で、手作りの小規模醸造らしい姿勢とも重なる。

7月20日の提供ラインアップ


同日の投稿では、提供中の自社ビールとして「ING」「茘枝(ライチ)」「大福」「稲毛」「愛紅(あいこう)」「祝3周年」「鳳(おおとり)」「みためし」の8種を案内。ゲストビールには「箕面ビール Coffee IPA」と「キリンビール 一番搾りプレミアム」が並んだ。

いなびやは、JR稲毛駅と京成稲毛駅の間にある店内醸造のブルワリーパブで、2023年に稲毛でオープンした。地元の素材を生かしたビールを少量多品種で楽しめるのが特徴で、買い物帰りや近場への外出のあとに立ち寄りやすい。

投稿では、サッカー観戦で早めに帰宅する人や、近所への買い物・散歩の帰りに一杯飲んで帰る休日の過ごし方も提案している。地域の素材と街の動きを結びつける、同店らしい内容となっている。