12年ぶりに登場する山伏シリーズの新作

志賀高原ビールの「山伏」シリーズに、久しぶりの新作が加わりました。今回の「山伏 伍 / Fresh Hop Saison」は、木樽熟成ではない山伏としては、「山伏 四」以来12年ぶりのリリースです。長い間を経て登場する新たな番号として、シリーズの歩みを知るビールファンにも注目される一本となっています。

スタイルは、名前の通りフレッシュホップ・セゾン。仕込み当日に収穫した自家栽培のカスケードホップを、生のままたっぷり使用しています。乾燥工程を経ていない生ホップならではの、みずみずしい香りや青々としたニュアンスを、セゾンらしい軽快さとともに楽しめる仕上がりです。

さらに、原料には自家栽培のスペルト小麦も採用。ホップだけでなく、麦の個性や農作物としての風味にも焦点を当てた、志賀高原ビールらしい農的なアプローチが感じられます。収穫から仕込みまでの時間を短くすることで、季節のホップの魅力をそのままビールに閉じ込めています。

750mlボトルで味わう収穫の季節

当初は通常の330mlサイズでの展開も検討されていましたが、仕上がりの良さから750mlボトルでのリリースが決定。食事と合わせてゆっくり楽しむのはもちろん、複数人で分けながら香りや味わいの変化を追うのにも向いています。

志賀高原ビールは、長野県下高井郡山ノ内町を拠点とするブルワリー。自家栽培ホップやスペルト小麦など、土地とのつながりを感じさせる素材使いでも知られています。今回の「山伏 伍」は、収穫のタイミングと醸造の技術が重なった、季節限定のセゾンです。

フレッシュホップの爽やかな青さ、セゾン酵母由来の複雑さ、スペルト小麦の素朴な表情を一度に味わえる「山伏 伍」。志賀高原ビールのブルワリーとしての個性と、山伏シリーズの新たな方向性を確かめられる一本です。