東京・本駒込にあるブリューパブ、日ノモトブルーイング&ビアスタンドで、10タップのラインアップが公開された。店内では自家醸造の国産クラフトビールを中心に、造りの異なる銘柄を飲み比べできる。平日は17時から23時、土日祝は15時から22時、水曜定休という営業スタイルで、ふらりと立ち寄って一杯から楽しみやすい。

この日の注目は、スタイルの振れ幅が大きいことだ。ベルジャンIPAのSunny Side Mashup IPA、すっきり飲める神明ケルシュ、濃色で力強い黒鳶インペリアル、残量わずかの三郎 Hazy、柚子を使ったサワーセゾンのYunosu Saisonなど、味の方向性がはっきりしたビールが並ぶ。さらに、白ひつじのエール#4Sauvin BelgoAmber Lager駒込EXビターといった、香りとモルト感のバランスを楽しめる銘柄も入っている。

中でもぺーぺーぺーは、ノルウェーのファームハウスエールをルーツにした酵母で醸したペール。オレンジを思わせる香りに、コリアンダーのようなニュアンス、わずかな酸味が重なり、度数4.5%ながら飲み口に奥行きがある。ホップ由来の派手さだけでなく、酵母の表情を追う楽しみがあるのも、この店らしいところだ。

フードは通常営業時には軽めで、ビールを主役に据えた構成。ビアバーとしての気軽さと、ブルワリー直営ならではの“今のタップ”をそのまま味わえる点が魅力になっている。タップごとの個性をじっくり比べたい日に向く一軒だ。