2銘柄がそろって受賞

岩手県雫石町のベアレン醸造所は、ドイツ南部バイエルン州ミュンヘン近郊で開催された国際ビールコンクール「Finest Beer Selection 2026」で、「ベアレン クラシック」と「ベアレンビール ザ・デイ TGピルスナー」がそろって「Finest Beer」を受賞したと発表した。今回で同コンクールでの受賞は通算5度目となる。

「Finest Beer Selection」は、単に銘柄同士を順位づけるのではなく、醸造所の哲学や背景、ストーリーも含めて総合的に評価する品評会。2026年は122のビール醸造所から843種類のビールが出品され、90点以上を獲得した285本が「Finest Beer」に選ばれた。ベアレンのクラシックは90点、TGピルスナーは92点だった。

今回が初受賞となったクラシックは、ベアレンのフラッグシップとして知られる一本で、ドイツ・ドルトムントで伝統的に親しまれるラガーの系譜を意識した本格派。一方、TGピルスナーは本場チェコ産の高級アロマ品種・ザーツホップをふんだんに使い、キリッとした苦みとのど越しのよさを打ち出している。TGピルスナーは2023年にも同大会で受賞しており、今回は2度目の評価となった。

本拠を置く岩手から、定番の2銘柄があらためて国際評価を得た形だ。ベアレンが掲げる「うまいビールで食卓をハッピーに」という姿勢を、そのまま結果で示した受賞といえる。