つなぐビールに限定の新提案

岩手県雫石町に拠点を置くベアレン醸造所は、「つなぐビール 琥珀色のラガー」を発売した。岩手県産原料100%で実現した「つなぐビール」シリーズに加わる、待望のシリーズ限定品として案内されている。

このビールの見どころは、グラスに注いだときに際立つ赤褐色の液色だ。商品説明では、アンバーモルト(色麦芽)由来の穏やかなロースト香、やさしい甘味、そして澄んだ後味が挙げられている。見た目の印象と味わいのバランスを丁寧に整えた、琥珀色のラガーらしい設計といえる。

暑さの残る季節に合わせた設計

ベアレンによれば、今回の限定品は「暑さが残る季節でも心地よく飲み続けられる、豊かで爽やかな一杯」に仕上げたという。ラガーらしいキレを残しながら、モルトの厚みを感じさせる方向に振っている点が、この商品の個性だろう。

スタイルはアンバーラガー。原材料は麦芽とホップのみで、アルコール分は5.0%。派手な香りや強い苦味で押すのではなく、色合い、香り、口当たりのつながりで飲ませるタイプの一本だ。

地元素材を軸にした「つなぐ」姿勢

ベアレン醸造所は、岩手の地で地域との結びつきを重視した商品づくりを続けてきたブルワリーだ。定番のクラシックやシュバルツに加え、季節限定や地域性を打ち出した銘柄も多く、地元原料を活かす姿勢は同社の大きな特徴になっている。

その流れの中で登場した今回の「琥珀色のラガー」は、単なる季節商品ではなく、岩手県産原料100%というシリーズの軸を保ちながら、色麦芽で味わいの幅を広げた一本として位置づけられる。食事と合わせても、単体でじっくり飲んでも楽しめそうだ。

発売は8月3日以降の出荷予定。岩手の素材感と、ベアレンらしいラガー造りの両方を確かめたい人にとって、気になる限定品となりそうだ。