HAZY LABOがマニリータ NDHを考察、発酵由来のトロピカル感に注目
埼玉県狭山市新狭山のHAZY LABOが、ドライホップなしのHazy「マニリータ NDH」を考察。53℃での仕込みと酵母の働きで、発酵由来のフルーツ感を引き出したという同店の実験的な一杯に注目が集まっている。
埼玉県狭山市新狭山のHAZY LABOは、HazyとIPAに特化した実験的ブルワリー。公式サイトでも「最新の材料と研究に基づいた実験的醸造」を掲げており、今回のInstagram投稿でも、その姿勢がはっきりと伝わってくる。
主役は、ドライホッピングを行っていないHazy マニリータ NDH。投稿では、53℃でトランスグルコシダーゼ酵素を使い、ハイブリッド酵母「チオールアンリーシュド」も投入した仕込み内容が語られている。ワールプールホッピング中心の設計でありながら、十分なフルーツ感が得られたというのがポイントだ。
比較対象として挙げられているのが、過去に同じ酵素を使った Voss EX と The Bruce。こちらではバナナのニュアンスが強めに出た一方で、今回はそれに加えて、ドライホップに頼らないフルーティーさが立ち上がったと説明されている。HAZY LABOはこの現象を、「発酵由来トロピカル」と捉えているようだ。
続く HBC1019 V3 は、同じ酵母を使いながらトランスグルコシダーゼを使わない比較仕込み。こちらはより通常のHazyらしく、ドライホッピングでジューシーさを作る設計になっているという。投稿全体からは、酵母、酵素、温度設計の違いで味わいをどう変えるかを探る、同店らしい実験性が見える。
さらに、ノルウェーのKveik Yeastery社とのコラボビールもリリース間近。使用ホップはシトラ、モザイク、Zumoで、今後は Zumoシングル、Veraシングル、Tangierシングル も予告された。8月21日(金)と22日(土)はアイザトが店番を務めるとのことで、技術的な話を聞きながら一杯を楽しみたい人には見逃せないタイミングだ。
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