東京・神泉のビアパブ、平野屋酒店/ビアスタンドヒラノヤで、樽生の新しいラインアップが案内された。投稿では左から、Green Flash BrewingのWEST COAST HAZYと、West Coast BrewingのSpecial Delivery Ramosaが紹介されている。どちらも香りの個性がはっきりしたヘイジー系だが、方向性は対照的だ。

- WEST COAST HAZY / Green Flash Brewing
カリフォルニア州サンディエゴで2002年に創業した老舗ブルワリーの1本。West Coast IPAのパイオニアとして知られる同社らしく、ヘイジー版でも骨格は明快だ。パイナップル、洋梨、ピーチ、ライムを思わせるホップの表情に、ヘイジーIPAらしいジューシーさと、West Coast IPA由来のドライな輪郭が重なる。StyleはHazy IPA。

- Special Delivery Ramosa / West Coast Brewing
静岡・用宗のWest Coast Brewingが手がけるHazy Double IPA。アメリカの新品種ホップRamosaとCitra CRYOを組み合わせ、パイナップルやマンゴーを思わせるトロピカルな香りに、明るいオレンジの柑橘感が続く。モルト由来のオーツミルクのようなニュアンスもあり、しっかりしたボディと甘く芳醇な飲み口が特徴。StyleはHazy Double IPA。

平野屋酒店/ビアスタンドヒラノヤは、酒店とビアスタンドの顔を持つ店名どおり、ビールを軸にじっくり選んで飲む楽しさがある店だ。今回の2樽は、West Coast IPAの系譜を感じる一杯と、現代的なヘイジーの厚みを押し出した一杯を同時に比較できる内容。香り、ボディ、後味の違いを意識すると、それぞれの個性がより鮮明に伝わってくる。