イサナブルーイング(東京・昭島)が公開した新リリースは、歴史系スタイルの「イサナ・カイトエール」をナイトロ仕様で提供する一杯。投稿では「イサナ・カイトエール ナイトロver.(高圧純窒素)」として案内され、スペックはAlc.5% / IBU28と明記されている。

ナイトロ提供の見どころは、注ぎたてで現れるカスケード現象と、きめ細かな泡の質感。キャプションでも、泡が対流する序盤はふわっと、落ち着いた後半はもっちりした口当たりになる点が説明されていた。高圧ガスを使う提供形態のため流通展開は難しく、投稿上も「ナイトロver.が飲めるのはイサナだけ」として、現地体験型のリリースであることを打ち出している。

ベースとなる「イサナ・カイトエール」自体は、1400〜1550年ごろのオランダで飲まれていたカイトエールに着想を得たヒストリカルな設計。投稿によれば、約50%のオーツ&小麦にエールモルトを組み合わせ、穀物由来のやわらかい風味と穏やかなホップアロマを狙ったレシピだ。

ブルワリーの公式サイトでは、イサナブルーイングは2018年5月から昭島で「ブルワリー&ロースタリー」を運営し、「苦い飲み物でみんなを笑顔にする」を掲げるFactory & Laboratoryとして活動している。深層地下水を活かした醸造研究を続ける同社にとって、今回のナイトロ版は“同じ銘柄でも提供技術で表情を変える”実験性を示す新提案といえそうだ。

情報源:
- Instagram投稿: https://www.instagram.com/p/DWDh6eUkt-E/
- 公式サイト: https://www.isana-brewing.com/