松井酒造合名会社(鳥取県倉吉市)は、毎日の食卓に寄り添う新シリーズ「MB」を投入した。今回登場したのは、ラガータイプの`MB`、`MB プラチナ`、そして小麦を加えた`MB IPA`の3種。いずれも350ml缶、アルコール度数5%で、全国のスーパーマーケット、酒販店、公式オンラインショップなどで順次販売される。

食事に合わせるための“標準形”


同社はビール醸造を始めて約3年。これまでのビール造りに加え、ウイスキー造りで培った醸造技術を組み合わせ、シンプルな素材で味の完成度を高める方向に振り切った。開発の軸にあるのは、毎日の食事と一緒に飲むことを想定した「究極の食中酒」という考え方だ。ごまかしのきかない設計だからこそ、麦の旨味、のどごし、キレの出方がそのまま個性になる。

3商品の個性


- `MB`: 麦本来の豊かなコクと、突き抜けるような爽快感を両立。希望小売価格は250円(税別)。
- `MB プラチナ`: 厳選した麦の濃醇な旨味を前面に出し、クリアな後味と鮮烈なキレを狙った一本。希望小売価格は270円(税別)。
- `MB IPA`: 小麦を加えることで、ホップの華やかな香りと柔らかな口当たりを両立。濃密さと飲み飽きなさを意識した設計で、希望小売価格は300円(税別)。

倉吉から全国へ


松井酒造合名会社は、鳥取県倉吉市に拠点を置き、ウイスキーやビールをはじめとする酒類を手がける。地元にちなんだ「倉吉」「鳥取」「山陰」などのブランドを国内外で展開してきた同社にとって、MBシリーズは日常使いを強く意識した新しい定番候補といえる。派手さよりも、食卓での使いやすさを優先した設計が、どこまで支持を集めるか注目したい。