東長崎駅北口からほど近いクラフトビールスタンド忠は、半地下の入り口にさかい河岸ブルワリーの看板が並ぶ、同ブルワリーを専門に扱うビアバーだ。店内はヴィンテージ雑貨が並ぶ秘密基地のような空間で、カウンターとテーブルを備えた小さな造りながら、ボトルやタップをじっくり飲み比べやすい。食事の持ち込みができ、軽食もあるため、腰を落ち着けて飲む用途にも向いている。

今回並ぶのは、オレンジキュラソー樽に3か月熟成した「バレルエイジドオレンジIPA」、シャンパン樽に4か月熟成した「ヤスイキューベ」、そして「バレルエイジドさしま茶IPA」の3本。いずれも樽由来のニュアンスと、さかい河岸ブルワリーらしい素材感をあわせ持つラインアップで、飲み比べると熟成の違いが見えやすい。果実感やお茶の要素を下地に、樽の香りや熟成感を重ねた構成は、限定ボトルならではの見どころだ。

さかい河岸ブルワリーは、茨城県境町で2018年に醸造を始めたブルワリーで、さしま茶や地元産素材を生かしたビールづくりでも知られる。クラフトビールスタンド忠では、その定番から限定品までが東京・東長崎で楽しめる。一本をしっかり味わうのも、数本を並べて熟成の差を見るのも楽しみやすい。