新作の概要


広島市中区十日市町のブリューパブ、Session's Brewery広島が新作「Double Berry Soft」を案内した。スタイルはスムージーサワーエールで、ABVは3.5%、IBUは2。ホップはSimcoeとCitra、モルトはPilsner、oats、vienna、carapilsを使用している。

どんな味わいか


このビールの特徴は、ブラックベリーとクランベリーをたっぷり使い、仕上げにソフトクリームを合わせている点にある。口に含むと、まずブラックベリーの濃厚で芳醇な果実味が広がり、そこへクランベリーのキリッとした酸味が重なる。甘さだけで終わらず、後味はすっきりと引き締まる設計だ。

さらに、ソフトクリーム由来のまろやかなコクが加わることで、ベリーの酸味がやわらかく包み込まれる。果肉感を少し残したとろりとした飲み口もあり、ベリーの果実感、心地よい酸味、ミルキーな甘さが層になって現れる。サワーエールらしい軽快さと、デザート感覚の満足感を両立させた仕上がりといえる。

Session's Brewery広島らしさ


Session's Brewery広島は、店名の通り醸造所併設のブリューパブとして、つくりたての個性をその場で楽しめるのが魅力だ。今回の新作も、フルーツの組み合わせと乳酸由来の酸味、そしてソフトクリームのニュアンスを重ねることで、同店らしい実験性が表れている。

低い温度ではクランベリーの爽快感が際立ち、少し温度が上がるとブラックベリーの香りとコクがより豊かに感じられるという。果実感の強いサワーやスムージー系のビールを好む人は、広島でチェックしたい1杯だ。