新作『have a tea』

小田原ガレージブリューイングが6月29日、緑茶を使った新作ビール『have a tea』を案内した。おなじみの茶生産者が手がける緑茶を取り入れた一杯で、ABVは5.0%。スタイルは「far east style ale」と表現されている。

仕込みでは、茎部分を多めに含む緑茶をホットサイドで扱い、さらにゴールドサイドでは低温でじっくり甘みを引き出したという。発酵後期にはスパイシーな酵母を加え、少量の山椒の葉も使用。最後にミントに近い香りが弾けるような設計で、茶由来の印象に加えて、香りの変化を楽しめる構成になっている。

キャプションでは、通常のaleでは表現しきれない何かを目指した結果、このビールにたどり着いたと説明している。west coastやNew England styleに対して、日本らしい解釈を自分たちの言葉で表そうとした点も特徴的だ。すっきりした香りと、甘い口当たりからスッと抜ける後味まで、飲み進めるほど表情が見えてくる。

小田原ガレージブリューイングは、神奈川県小田原市栄町にあるブルワリー。地域の素材や風土を生かしたビールづくりを続けており、今回の『have a tea』も、その方向性がはっきり伝わる新作といえる。