今月の新作

せとうちブルワリー(香川県高松市)が展開するUDON BREWINGは、香川県産小麦や香りの立つホップを使い、うどん県らしさをビールで表現するシリーズだ。今回の新作は、今年3回目のリリースとなる「すだちうどんSOUR ALE」。

投稿では、昨年好評だった「すだちうどんビール」をさらに磨き上げた一本として紹介されている。爽快な酸味を軸に、ホップ由来のほのかな甘みが酸味を支え、飲み進めるほどに輪郭が見えてくる仕立て。香川県産小麦を使ったボディは、うどんのような“つるっ”とした喉ごしを目指したという。

背景には、瀬戸内の風土に根ざしたせとうちブルワリーらしい視点がある。UDON BREWINGは、香川の食文化とクラフトビールの接点を探るシリーズとしても興味深い。今回の投稿では、小豆島・土庄町で撮影した写真も添えられ、瀬戸内らしい景色とともにビールの清涼感が伝わってくる。

販売は醸造所併設のボトルショップ「リバーサイド351」とオンラインストアで案内されている。地域の素材感を前面に出しながら、サワーエールの軽快さでまとめた一杯として、季節の変わり目に手に取りやすい新作だ。