香川県高松市に醸造所を構えるSETOUCHI BEERは、企画から醸造、発送までを一貫して手がけるブルワリーだ。瀬戸内の風土や地域の素材を生かしながら、日常に寄り添うクラフトビールを継続的に送り出している。

今回Instagramで告知されたのは、「SETOUCHI MEXICAN LAGER」の再登場。投稿では、2025年に続いて2回目のリリースとして紹介されており、今回は装いを新たにした一本として位置づけられている。スタイルはMexican Lager、ABVは4.5%

味わいの設計は明快だ。ライトなボディを出すために日本製のコーングリッツを使用し、さらにヴィエナモルトを加えることで、ビスケットのようなクリスピーさを持たせている。ホップはハラタウブランを採用し、軽やかさの中にシトラスのニュアンスを添えた。クリアでやわらかな酵母のまとまりも加わり、バランスの良さを意識したつくりになっている。

ラベルも印象的だ。メキシコの切り絵として知られるパペルピカドをモチーフに、祝祭の場を彩るスカルのイメージを重ねている。青空の下で気軽に楽しみたくなるような、明るいムードをまとったラガーとして提案されているのが特徴だ。

SETOUCHI BEERらしい地域性を土台にしつつ、今回はメキシコの空気感を取り込んだ新作。定番のラガーとはまた違う表情を見せる1本として、ラインナップの中でも目を引く存在になりそうだ。