ミックスジュースをIPAで表現

ディレイラブリューワークスがInstagramで紹介したのは、「MIX JUICED IPA」。大阪人のソウルドリンクであるミックスジュースへのトリビュートとしてつくられた、“おとなのミックスジュースIPA”という位置づけの新作です。

レシピは、オーツ麦と小麦をベースに、バナナ濃縮果汁と黄桃濃縮果汁を組み合わせたHazyで厚みのある設計。アロマホップにはCitra、Mosaic、Amarilloを採用し、パッションフルーツを思わせる香りを前面に出しています。スペックはABV 7%、IBU 18、SRM 4。甘さだけに寄せず、ホップの苦味と香りで輪郭を整えているのが特徴です。

西成から生まれる物語性

ディレイラブリューワークスは、大阪市西成区に拠点を置き、街の空気感や物語性をビールに落とし込むブルワリーです。公式サイトでも「朝から酒を楽しむ街 ニシナリ」にこだわり、常識にとらわれない発想でビールをつくる姿勢を掲げています。代表的な「西成ライオットエール」をはじめ、1本ごとに背景を持たせたラインアップが印象的です。

今回のMIX JUICED IPAも、その思想がよく表れた1本です。大阪らしい親しみのある題材を、果実感のあるIPAとして再解釈することで、飲みやすさと個性を両立しています。ミックスジュースを知る人には懐かしく、IPA好きにはレシピの構成で楽しめる仕上がりといえそうです。

こんな人に向きそうなビール

- フルーティーなHazy IPAが好きな人
- ミックスジュースのニュアンスに惹かれる人
- ストーリーのある大阪ローカルブルワリーを追っている人

果実の甘やかさ、ホップの香り、そして西成らしい物語性。ディレイラブリューワークスらしさがまとまった新作として注目したいビールです。