京都・東山のホテル長楽館で、2026年9月27日(日)に「芸術祭 in CHOURAKUKAN 2026」が開催されます。第5回となる今回は「建築と迎賓文化」をテーマに、重要文化財である長楽館の館内を舞台として、食、芸術、伝統文化に触れる多彩な催しが行われます。

その特別企画の一つとして、京都市北区のブルワリー、オービアの樽生クラフトビール「野生の思考」が登場します。組み合わせる料理は、フェンネルでマリネしたシマアジを桜のチップで燻製し、焼きナスと合わせた一皿。ビールの柑橘やスパイスの風味、しっかりとした苦味が、魚の脂や燻香、秋ナスの味わいを引き立てる構成です。料金はバウチャー2枚、1,000円となっています。

「野生の思考」は、オービアが手がけるベルジャンスタイルのビールです。オレンジピールとコリアンダーによる柑橘やスパイスのニュアンスを備え、食事と合わせることで香味の重なりを楽しめます。長楽館の公式案内によれば、今回のマリアージュイベントでは同ビールのほか、マデイラやコンブチャ、柚子を使ったドリンク、オリジナルブレンドアイスティーなど、計5種類の組み合わせが用意されます。

オービアは、ベルギーの多様なビール文化と自由な発想に着想を得て、京都で独自の醸造を行うナノブルワリーです。ベルギービールのコピーではなく、地域の農作物や文化を取り入れながら、暮らしをともにする人々にとって豊かで奥行きのあるビールを目指しています。京町家を改装した醸造所兼販売所では、オリジナルビールやセレクトしたベルギービールを販売しています。

イベントの開催時間は10時から17時30分まで。入場には1,000円のチケットが必要で、マリアージュ企画は館内各所で提供されます。歴史ある洋館で、料理との相性を通して「野生の思考」の表情を確かめられる機会となりそうです。