滋賀県大津市のクラフトビール醸造所・近江麦酒は、「夏みかんジューシーエール」を案内した。大津市雄琴産の夏みかんを使ったフルーツビールで、雄琴のMさんから届いた果実を近江麦酒らしくビールに仕込んだという。

グラスに注ぐと、夏みかんならではの明るく爽やかな香りが広がる。口に含むと、みずみずしい酸味とほのかな甘みが重なり、柑橘の皮を思わせる心地よい苦味も感じられる。甘さを前に出しすぎず、すっきりと飲みやすい仕上がりとして紹介されている。

同醸造所は、滋賀県大津市にあるナノブルワリーで、季節のビールを毎月限定醸造している。今回の「夏みかんジューシーエール」も、そうした季節提案の一つとして、地元で育った素材の個性を生かした限定醸造の位置づけだ。

飲み方のイメージとしては、暑い季節の一杯に向くほか、食事との相性も取りやすい。近江麦酒は唐揚げや魚料理、サラダとの組み合わせを挙げており、果実の香りと軽快な飲み口を生かしながら、食中酒としても楽しめる内容になっている。

地元の夏みかんを使ったビールは、素材の背景が見えやすいのも魅力だ。派手な甘さではなく、香り、酸味、苦味のバランスで季節感を表現した一本として、近江麦酒のラインアップの中でも印象に残る仕上がりといえそうだ。