タップリストの見どころ

Vector Beer 大森店は、大森駅から徒歩圏にあるビアパブで、全国各地のクラフトビールと自社醸造ビールを扱う店として知られる。Instagramの投稿では「華金」としてタップの入れ替わりが案内され、暑い季節に向けてビールのラインアップが動いている様子が伝わる。

今回、元記事で確認できるビールは2銘柄。ひとつは箕面ビールの『こざるIPA』で、投稿ではNitro提供として紹介されている。箕面ビールらしいホップの香りを、やわらかな口当たりで楽しめる一杯として組み込まれている。

もうひとつは鎌倉ビールの『甜麻季節(ティエンマーセゾン)』。花椒の柑橘香と爽やかさが特徴のスパイシーセゾンで、香りの方向性がはっきり異なるため、IPAとの飲み比べでも個性が出やすい。軽快な一杯とスパイス感のある一杯を並べられるのは、タップバーならではの面白さだ。

フード面では、20種類のスパイスを調合したロティサリーチキンが看板。ほかに春菊サラダ貝のクラフトビール蒸しなど、ビールに寄せた料理が揃う。ビアパブとしては、ビール単体で追うよりも、食事と合わせて楽しみたくなる構成だ。

店内は30席で、貸切相談にも対応。仕事帰りに一杯だけ寄る使い方から、数人でビールを飲み比べる集まりまで、幅広く使いやすい。タップの変化を追う楽しみがある店として、今後のラインアップにも注目したい。