ナミノオトブルーイングは、兵庫県南あわじ市に拠点を置くクラフトビール醸造所。公式サイトでは、淡路島産の素材を積極的に取り入れながら、土地の個性をビールに落とし込む姿勢を打ち出している。これまでにも、淡路島産のなるとオレンジや海塩、都美人酒造の麹など、地域の食材や発酵文化を生かした仕込みを展開してきた。

今回の投稿で取り上げられたのは、洲本市で&my FARMが育てる「淡路島メロン」。&my FARMの紹介ページでは、淡路島に新たな名産を生み出す取り組みとしてメロン栽培を進めており、島の太陽と海風を受けた果実として発信している。ナミノオトブルーイングがこの素材に目を向けたことは、淡路島内の生産者と醸造所がゆるやかにつながる流れを感じさせる。

クラフトビールの魅力は、ホップやモルトだけでなく、地域の果実や農産物が加わることで表情が大きく変わる点にある。淡路島メロンは、その香りや甘みを生かした副原料としても相性がよさそうだ。ナミノオトブルーイングのように、土地の素材を丁寧に拾い上げるブルワリーの動きは、味わいだけでなく、造り手と生産者の距離感までも伝えてくれる。

今後、淡路島メロンを生かした新しいビールが形になるのか、注目したいところだ。