福井市のアワーブルーイングが、新作のAmerican Pale Ale『New Classic』を発表した。公式Instagramでは、モルトの甘みを残しながらIPAで使われるホップ投入の考え方を取り入れた一本として紹介している。スタイルはAmerican Pale Ale、ABV 5.5%、IBU 26.3。麦芽にはPilsen、Vienna、Caramunich 1に加えて福井県産六条大麦麦芽を使用し、ホップはCentennial、Simcoe、Mosaicを採用している。

OUR BREWINGは、福井県福井市に拠点を置くクラフトビールブランド。公式サイトでは、平成生まれで福井育ちの2人が立ち上げた醸造所として、ホップの個性を生かしたアメリカンスタイルビールを中心に醸造していく姿勢を示している。地域に根ざしながら、飲み手同士の会話が自然に生まれるビールを目指すというブランドの方向性は、この新作にも通じる。

Brewer's Commentでは、オレンジやバブルガム、ブルーベリーのような酸味を少し感じられると説明している。モルトの甘みとホップの香りを重ねることで、厚みを持ったPale Aleに仕上げたという。日常的に飲みやすいクラシックなイメージを持つPale Aleに、しっかりとしたホップ感を加え、ビール単体でも満足感のある味わいを狙った点が特徴だ。

また、今回は甘みを残す製法に挑戦し、発酵度を抑えることで多くの麦芽を使いながら深みを出したことも明かしている。普段はドライなビールを手がけてきた中で、今後ほかの銘柄にも応用していきたいというコメントも添えられており、同ブランドの新しいPale Aleの定着を目指す試みとして位置づけられる。