愛知県名古屋市南区内田橋の『カレーとビール 黄昏リリー』で、West Coast Brewingの『More Magma』が開栓された。10.0% ABVのTerpene-infused Hazy Triple IPAで、Idaho7、Strata、Strata CGX、Mosaic LUPOMAXを使用。静岡・用宗のWCBらしいホップの重ね方に、テルペン由来の香りを組み合わせた、濃度のある一本だ。

黄昏リリーは、その名の通りカレーとクラフトビールを軸にしたビアパブ。内田橋商店街にある店として、食事を目的に立ち寄る日と、タップの顔ぶれを追いに行く日を自然に両立できる。カレーを食べながらビールを合わせるときにも、ビールを主役に据えてじっくり飲むときにも、肩肘張らずに使いやすい空気がある。

今回の『More Magma』は、アルコール度数の高さがまず目を引くが、実際には香りの層をどう楽しむかが見どころになりそうだ。ジューシーさとダンクさが重なるWCB系の設計に、スパイスの効いた料理を合わせると、甘さや苦みの見え方も変わってくる。暑い日でも一気飲みするというより、香りの推移を確かめながら少しずつ味わいたいビールとして、黄昏リリーの看板メニューと相性のいい開栓といえる。