滋賀県東近江市のフローラファーメンテーションが、新商品「Palis」をリリースした。公式サイトで「農と発酵が織りなす最高のビールを作るブルワリー」と掲げる同ブルワリーらしく、原料設計と香りの組み立てに個性が出た1本となっている。

Palisのスペック

- Style: Hazy IPA
- Alc: 7.0%
- IBU: 28
- Malt: Pale Ale Malt / Wheat Malt White / Malted Oats
- Hop: Cryo Sabro / Luminosa / Cashmere / Citra / Nelson Sauvin CGX
- Other: Flaked Oats / Flaked Wheat
- Batch No. 81

投稿では、マンゴーやココナッツのようなトロピカルアロマと、滑らかな飲み口が特徴だとしている。ホップは複数品種を組み合わせ、ジューシーさと飲みやすさの両立を狙った構成だ。麦芽にはオーツや小麦も使われており、Hazy IPAらしいやわらかな口当たりも想像しやすい。

名前の由来

「Palis」は、眠った人の足の裏をこっそり舐めて血を吸うとされる、ペルシャに伝わる怪物の名。ビールではそのイメージを、飲み進めるほど次の一口が欲しくなるようなジューシーな設計に重ねている。説明文では、飲みごたえがありながらも気づけばもう一口、というバランス感が強調されていた。

取扱店も案内

投稿には、缶が買える、または飲める店舗も掲載されており、5月4日までの出荷分として新潟、東京、神奈川、滋賀、大阪など複数地域の酒販店や飲食店が並んでいる。滋賀のローカルブルワリーとしての存在感を保ちながら、県外でも手に取れる導線をきちんと用意している点も見逃せない。

フローラファーメンテーションは、農と発酵を軸にしたビールづくりを続ける滋賀のブルワリーだ。新作「Palis」は、その方向性をHazy IPAというフォーマットに落とし込んだ、香り重視の一杯として注目したい。