長野県御代田町を拠点とするヤッホーブルーイングに関するInstagram投稿で、仕事終わりの一人晩酌を切り取ったvlogが紹介された。投稿の中心にあるのは、漫画『宇宙兄弟』の完結を受けた「よなよなエール」の楽しみ方だ。最終巻が発売され、18年にわたる連載が一区切りを迎えたタイミングで、作品の余韻をビールとともに味わう流れが印象的だった。

投稿では、グラスにも視線が集まる。使われているのは「リッカ」で、本来はCOEDOビールの「伽羅」のために作られたグラス。香りを立たせながら飲むクラフトビールらしい所作が、晩酌のシーンに自然に重なっている。単にビールを飲む映像ではなく、作品への思い入れ、器の背景、飲み方の工夫までを一つの場面にまとめている点が特徴だ。

ヤッホーブルーイングは、よなよなエールをはじめとする個性のある商品で知られるブルワリーだ。日常の中でどうビールを楽しむかという視点を、商品や発信に一貫して持たせている。今回の投稿も、派手さよりも「一日の終わりの一杯」に焦点を当て、クラフトビールが持つ余韻や親密さを伝えている。『宇宙兄弟』の読後感と仕事終わりの晩酌が重なることで、ビール好きには見逃しにくい内容になっていた。