大阪・藤井寺市の道明寺麦酒は、地域の素材を生かした季節限定ビールを手がけるブルワリーだ。公式サイトでは、道明寺天満宮の梅園で収穫した完熟梅を使った「てんさんエールうめ」を案内しており、小麦をベースに口当たりをまろやかに仕上げ、後味に梅の酸味と風味を立たせている。

今回のInstagram投稿で示されたのは、その前段階にあたる梅の追熟作業だ。収穫した梅を追熟させることで、香りや果実感を整え、ビールに使う素材としての表情を深めていく。道明寺麦酒は梅だけでなく、ぶんたん、みかん、柚子、金柑、かりんなど、道明寺天満宮ゆかりの素材を使った限定品も展開している。

派手な新作発表というより、収穫した果実をどう扱うかという工程を見せる内容に、このブルワリーらしさが表れている。土地の季節を拾い、丁寧に仕込む。その積み重ねが、道明寺麦酒の味わいを形づくっている。