伊勢角屋麦酒(三重県伊勢市)は、限定商品『Sakekasu Hazy IPA ZAKU 夏酒』のリリース予告を公開した。三重の蔵元・清水清三郎商店の銘酒『作』の酒粕を使ったコラボレーションで、夏を意識した爽やかな味わいに仕上げている。

公式オンラインショップの商品ページによると、スタイルは `Sake Yeast Hazy IPA`、アルコール分は6.5%、IBUは35。350ml缶で、税込880円の限定商品として案内されている。三重県公認おすすめ商品『みえセレクション』にも選定されており、同社の限定酒粕ビールの中でも継続的に注目されてきたシリーズだ。

味わいの説明では、今回の『夏酒』レシピでパイナップルやリンゴのような吟醸香とトロピカルなホップキャラクターを組み合わせ、やや辛口に仕上げたとしている。酒粕由来の香りに加え、白ワインを思わせるニュアンス、小麦の自然な酸味、穏やかな苦みが重なり、後味には甘酒のような余韻も残るという。

また、酒粕に合わせて酵母も新開発した点も特徴だ。三重県工業研究所の清酒用酵母『MK3』をベースに改良した『BMK3』を使い、吟醸香成分を強化。ヘイジーIPAらしいホップの果実感と、酵母由来のフルーティさを両立させている。

伊勢角屋麦酒は、伊勢の地で長く続く老舗をルーツに持ち、国内外で高い評価を積み重ねてきたブルワリーとして知られる。地域の酒造りとの接点を生かした今回の限定品も、同社らしい設計が際立つ一本といえる。