コラボの中身

マホウブリューは、沖縄の焼き物の故郷として知られる那覇市壺屋に拠点を置くブルワリーです。公式サイトでは、やちむんのように「品質への徹底的なこだわり」と「奥に秘めた力強さ」を持つビールを目指し、ゴーゼやIPAなど幅広いスタイルを展開するとしています。

今回紹介されたのは、[eighthundred]プロジェクトとのコラボレーションビール『[eighthundred] Party -Ginger Gose-』。スタイルは Imperial Gose w/ Ginger, Okinawan Cinnamon, Shell Ginger, Rum、バッチナンバーは0052、ABVは10.0%です。原材料にはピルスナーモルト、フレークドウィート、シュガーに加え、海塩、生姜、沖縄シナモン、月桃、ラムが使われています。

造りのポイントも明確です。生姜は煮沸工程で加え、ワールプールでは海塩、カラキ、月桃を投入。さらに発酵終了後にラムをブレンドすることで、塩味のあるゴーゼを軸にしながら、スパイス感と香り、奥行きを重ねています。沖縄県産の生姜や名護市・渡具知農園のカラキと月桃、そして[eighthundred]プロジェクト第二作品目のラム「Party -TROPICAL RUM-」とその原酒まで使う構成は、素材のストーリーもはっきりしています。

[eighthundred]は、MONGOL800のキヨサクさん、OneSpiritの仲里彬さん、Sammy’s Bar KIWIの照屋一生さんが立ち上げたプロジェクトで、音楽を起点に酒類を創作する取り組みです。MAHOWBREWにとっても、音楽の世界観をビールに落とし込み、ラムをブレンドするのは初の試みだったとのこと。沖縄の素材、音楽、ラム、そしてゴーゼの塩味がどうつながるのか。コンセプトの段階から注目度の高い一本です。