茅ヶ崎・十間坂の2階にあるビアパブHOP MANで、奈良醸造の「QUO VADIS」が新規開栓した。投稿では、シャルドネ果汁と麦汁をワイン酵母で醸したGRAPE ALEとして紹介されており、ビールとワインの技法を掛け合わせた設計が印象的だ。

スペックはABV 7.5%、IBU 13、カラーはStraw。モルトはPilsner Malt、ホップはCitra、Hallertau Blanc、Nelson Sauvinを使用し、さらにChardonnay Grape Mustを加えている。グラスに注ぐと、まずシャルドネを思わせる瑞々しい果実の香りが立ち上がり、飲み進めるとソーヴィニヨン・ブランに近いホップのアロマが重なる。後味にはかすかな苦みが残り、華やかさだけで終わらないビールらしさもある。

HOP MANは、樽生クラフトビールを日替わりで楽しめるビアパブ。タップの入れ替わりを追いながら、その日の一杯を選べるのが魅力だ。こうした店でQUO VADISのような実験的なグレープエールがつながると、飲み手は香りの広がりだけでなく、醸造酒としての面白さまで味わえる。食事と合わせる食中酒としても、ゆっくり一杯を楽しみたいときにも気になるゲストタップだ。