バイエルンマイスタービールってどんなブルワリー?
ホップ兄バイエルンマイスタービール。これはね、ドイツ・バイエルン州バート・ヴィースゼー出身のシュテファン・ラガーさんが富士宮で一人で営んでるブルワリーなんだよ。
麦ちゃんドイツ人が富士宮に!? なんでまたそんなところに?
ホップ兄奥さんのゆかりさんが富士宮出身なんだ。で、シュテファンさんは1984年からブラウハウス・テーゲルンゼーっていうルートヴィヒ2世の子孫が持つ王室系醸造所で修行を始めて、ホップフ・ヴァイセでヴァイツェンを学び、世界最古の醸造学校ヴァイエンシュテファン大学、さらにデーメンス・ビール・アカデミーも出てる。醸造マイスターと製麦マイスターの両方の資格持ち。
麦ちゃん醸造界のエリート街道じゃん…! それでなんで日本に?
ホップ兄1997年に日本の地ビール規制緩和の流れで招かれて来日したんだけど、富士宮の白糸の滝近くの湧水を飲んで「日本で最高のビール醸造用の水だ」って確信して、2004年に元酒蔵を自分の手で改装してブルワリーを開いた。地下139mから汲み上げる富士山の伏流水で仕込んでる。
麦ちゃん奥さんの故郷の水に惚れ込んだって、すてきな話だね。
ホップ兄造りは徹底的にバイエルン式のラインハイツゲボート——ドイツのビール純粋令に従って、水・麦芽・ホップ・酵母の4原料だけ。Prinzっていうピルスナーはハラタウ産アロマホップを使ってて、オレンジやグレープフルーツの余韻が穏やかに残る。Edelweissはヴァイエンシュテファンの酵母バンクから取り寄せた酵母で造るヘーフェヴァイツェンで、フルーツ感が全部発酵由来なんだよ。果物は一切入ってないのにフルーティー。
麦ちゃんへぇ〜! 酵母だけでそんなにフルーティーになるんだ。
ホップ兄Eisbockっていう氷結濃縮のボックビールも9%で評価が高い。あと面白いのが、東京のドイツ大使館の公式ビールサプライヤーに指定されてること。ドイツ大使館が認める本物のドイツビールを、富士山の麓で造ってるっていうね。
麦ちゃんドイツ大使館公認! それはもう本物中の本物ってことだよね。
ホップ兄日本でドイツ人がドイツ式醸造所を営んでるのはシュテファンさんだけって言われてる。規模は小さくて、酒蔵を自分で改装した20席ほどのタップルームで、壁には受賞歴や新聞記事がびっしり。ドイツ式のプレッツェルも地元のパン屋と組んで出してる。富士宮やきそばの街に、こんなガチのドイツビール職人がいるっていうのがたまらないよね。
麦ちゃん富士山の水とドイツの技が合わさった場所…白糸の滝の帰りに絶対寄りたい!
代表銘柄: PrinzEdelweissEisbock