青梅麦酒はね、JR青梅駅から歩いて3分くらいの商店街にあるクラフトビアホールなんだけど、成り立ちがすごくいいんだよ。
青梅って東京の奥の方だよね? どんなお店なの?
店主の武藤一由さんは「武藤治作酒店」っていう地元の酒屋の三代目。青梅って昔は宿場町として栄えてたんだけど、人口減少で商店街がどんどん寂しくなってた。それを何とかしたいってクラウドファンディングに挑戦して、2018年に空き店舗だった元化粧品店をリノベして開いたのがこのお店なんだよ。
地元の酒屋の三代目が、街を盛り上げるためにビアホールを! なにそれ、めちゃくちゃアツい…!
で、オリジナルビールが「VEPAR(ベイパール)」。名前はクロアチア語で「猪」って意味で、青梅の山がちな地形にちなんでるんだ。最初は奥多摩のVERTEREに醸造を委託してたんだけど、2024年にはついに店の一角に醸造設備を入れて自家醸造を始めた。
えっ! 委託から自家醸造に切り替えたの!? それってかなり大きな一歩だよね?
国の事業再構築補助金を活用してビール製造免許まで取得してね。年間7,000リットルの生産を目指してる。VEPARはライムのような爽やかな香りに、ほんのりスパイシーな深みがあるのが特徴で、他にも西多摩エリアのブルワリーから常時8タップくらいのクラフトビールを揃えてる。
へぇ〜、地元のブルワリーを集めてるんだ! ごはんはどうなの?
青梅産の豚を100%使ったハンバーガーとか、規格外の地元野菜を料理に使って食材ロスを減らす取り組みもしてるんだよ。「青梅らしさ」にとことんこだわってる。
食材も地元にこだわってるの、いいね! あと、音楽イベント「GROOVE TIME」もやってるんでしょ?
そうそう、定期的にライブイベントを開催してて、ビアホールっていうよりもう地域のコミュニティスペースだよね。酒屋の三代目が商店街の空き店舗を再生して、クラフトビールで街に人を呼び戻してる。こういうストーリーがクラフトビールの醍醐味だと思うんだよな。