Mt.Havenシリーズに新しい一杯

山の間ブルワリーは、長野市で醸造と提供を行うブルワリーパブ。JR長野駅から歩いて数分の場所にあり、観光や移動の合間にも立ち寄りやすい立地で知られる。店舗では、地元・信州の食材を取り入れた料理とあわせて、オンサイトで仕込んだビールを楽しめる。

同ブルワリーがInstagramで伝えたのは、1カ月ほど前から提供しているMt.Havenシリーズの新しいビールだ。シリーズ名で確認できる銘柄としては、`Mount Haven Rice Weizen` と `Mt Haven Peach Wheat Ale` がある。前者は米を使ったヴァイツェンで、飲み手のコメントには「日本酒のような米由来のフルーティさ」といった印象が残されている。後者は桃のニュアンスを感じさせる小麦ビールとして紹介されており、やわらかな果実感を軸にした設計がうかがえる。

Mt.Havenシリーズは、麦芽やホップの輪郭だけで押すのではなく、米や果実のニュアンスを重ねて味の表情を広げるラインとして見てよさそうだ。山の間ブルワリーは、長野という土地に根ざしながら、こうした小麦系ビールのバリエーションを継続的に出している。駅前で気軽に飲める店でありながら、地元食材と自家醸造の組み合わせで個性を出している点も、このブルワリーの魅力だ。

派手な新作発表というより、日々の提供の中で少しずつ輪郭を見せていくタイプの取り組みだが、だからこそ味わいの違いを比べながら飲みたくなる。長野市でクラフトビールを探すなら、Mt.Havenシリーズは一度試しておきたい存在になりそうだ。