芽室町内の商業者や農業者でつくるNPO法人・芽室まちなか応援隊が、芽室麦酒醸造所で製造したクラフトビール「ALLE MEMURO(エールメムロ)」を8月22日に発売する。計画は2021年6月に始まり、足かけ6年を経てようやく形になった。高橋広明所長は「芽室の新たな名物になれば」と話している。

芽室麦酒醸造所は、JR芽室駅前の旧矢野電器商会跡を改修して運営する小規模ブルワリーだ。北海道・芽室町という農業の盛んな土地に根ざし、地域の人たちが関わりながら進めてきた点が、このビールの大きな背景になっている。

商品名の「ALLE MEMURO」は、英語で「すべて」を意味するALL、ビールを意味するALE、応援を表すYELLを組み合わせ、所在地のMEMUROを加えた造語だ。原材料は麦芽とホップで、副原料にカラギナンを使用。アルコール度数は5%、330mlで750円。弱めの炭酸とやさしい飲み口に仕上げたという。

醸造には、島根県の石見麦酒が開発した「石見式」も採り入れている。冷凍ストッカーとビニール袋の中で発酵させる手法で、年間6000リットル、約1万8000本の製造を目指す。販売は同醸造所で土・日曜の11時から16時に限定し、町内のセブン-イレブン東4条2丁目店や町内飲食店でも楽しめる。地域発のクラフトビールとして、芽室の新しい定番になれるか注目される。