創業時のレシピに立ち返る限定品

ベアレン醸造所は2026年4月20日、数量限定で「ベアレン コローニア」の販売を開始する。今回の商品は、同社が2003年の創業時に初めて醸造したビールをもとにしたもの。ビール造りを始めて23年目を迎える節目に、原点にあたる味わいを改めて打ち出した。

ケルシュの伝統を尊重した商品設計

スタイルは、ドイツ・ケルン発祥の「ケルシュ」。ベアレンでは、ケルンの旧称である「コローニア」を商品名に採用し、現地のルールと伝統への敬意を示している。上面発酵酵母由来の華やかな香りと、すいすい飲める軽快さが特徴で、現地では200mlの細長いグラスで何杯も楽しむ習慣があるという。

ベアレンによれば、この「何杯でも飲める」飲みやすさと地域性は、同社のものづくりの考え方とも重なる。原材料は麦芽とホップのみで、アルコール分は5.0%。希望小売価格は452円(税込)となっている。

盛岡のブルワリーらしい背景

ベアレン醸造所のブルワリーは岩手県盛岡市北山にあり、100年以上前の仕込み室をドイツから移設した設備を使って、マイスターが手造りしている。ヨーロッパの伝統的なビール文化を大切にしながら、地域に根ざしたクラフトビールを送り出してきたブルワリーだけに、今回のような伝統スタイルの再解釈は同社らしい動きといえる。

飲み方の幅も広い一本

ペアリング例としては、ソーセージや中華料理、山菜や野菜の天ぷら、ハルヴェ・ハーン(ライ麦パンとチーズ)などが挙げられている。販売先は北山工場直売所、ベアレンWebショップ、直営レストランのほか、県内スーパーや酒販店、百貨店、アンテナショップなど。販売チャネルや瓶・樽によって出荷日は異なるため、入手時期には注意したい。