群馬県安中市、碓氷峠の手前にあるKirizumi Breweryが、新しい缶ビールとしてミュンヘナーヘレスを紹介した。5月の高崎のビアフェスでも好評を得て、タップ提供を経て缶商品になった一本で、醸造所開設1周年を記念する第一弾に位置づけられている。

スタイルは、ミュンヘン系ヘレス。投稿では、これからの季節に向けて「渇いた喉を潤すには最適の、爽やかながら穏やかで優しい味わい」と説明されている。フレンチホップで醸したことで、クリアな飲み口の中にやわらかな香りの輪郭を持たせたようだ。派手さを競うのではなく、ラガーらしい落ち着きと飲みやすさを大切にした設計がうかがえる。

ラベルは濃紺をベースに、当地の夜空を連想させるデザインでまとめたという。地域の空気感を缶の表情に落とし込んだ点も、このブルワリーらしい。タップで支持を得た味わいを、持ち帰りやすい缶でどう広げていくか。1周年の節目を飾るニュースとして、注目したい一本だ。