金沢のブルワリー・BREW CLASSICが、地元店の周年を彩るHazy IPAを発表した。

今回のビールは「タマヤラヂウス」。金沢駅近くの「たまや」13周年に合わせてつくられたもので、BREW CLASSICの投稿では、創業初期から続く店との関係性にも触れられている。まだタップルームを開く前、ブルワリーの一角で週末だけ直売をしていた頃から、たまやの店主がビールを仕入れに来ていたというエピソードは、この1杯が単なる限定品ではなく、長い付き合いの延長線上にあることを示している。

ビールの中身


- Beer Name: タマヤラヂウス
- Style: Hazy IPA
- ABV: 6.5%
- Malt: Pilsner, Wheat Malt, Flaked Oats
- Hop: Nelson, Sabro cryo
- Yeast: WLP008

設計の軸に置かれているのは、Nelsonを主体にSabro cryoを重ねたホップ構成。パイナップル、オレンジ、ライチを思わせる果実感に、温度が上がるとバニラのニュアンスがふわりと立ち上がるという。小麦麦芽の比率を高め、ホップ投入のタイミングも調整することで、苦みを抑えたスムースな口当たりにまとめているのがポイントだ。食事と合わせても邪魔をしにくい、飲み進めやすいHazy IPAに仕上げた意図が読み取れる。

BREW CLASSICは金沢港そばのクラフトビール醸造所で、直営店「Taproom BREW CLASSIC」も展開している。樽生と缶のどちらも持ち帰りやすく、グラス1杯や缶1本から気軽に楽しめるのが特徴。厳選おつまみも用意されており、普段使いから飲み比べまで幅広く受け止める店づくりが印象的だ。今回の「タマヤラヂウス」も、そうした地元に根ざしたブルワリーの姿勢がそのまま表れた1本といえる。