黒く見えて、飲み口は軽やか

鍵屋醸造所が発表した新作「Paint it Black」は、ブルーベリーの要素を取り入れたBLACK IPA。深い黒色に、ローストモルトの香ばしさ、シトラス系ホップの鮮烈な香り、そしてベリーの果実感を重ね、見た目の印象とは異なるドライで軽快な仕上がりを目指したという。

同ブルワリーは神奈川・川崎市中原区に拠点を置き、川崎エリアを中心にクラフトビールを展開している。今回の新作でも、スタイルの王道らしさを保ちながら、果実由来のニュアンスで個性を加えている。

仕上がりのポイント

- スタイル: BLACK IPA
- ABV: 7.0%
- IBU: 60
- SRM: 27
- バッチ: #014

ブルワーズノートによると、ベースにはカラファスペシャルを使い、滑らかなロースト感を付与。そこへブルーベリーを副原料として加え、モザイクホップ由来のベリー感や、ベルジャン酵母由来のダークフルーツ系のニュアンスを重ねた。ホップはコロンバスを軸に、アマリロ、シトラ、モザイクを組み合わせている。

飲み方の提案

おすすめは、少し温度が上がってからゆっくり飲むこと。温度変化によって、ベリー、ロースト、ホップの印象が順に立ち上がり、香りの層がより分かりやすくなる。IPA好きなら、食後や3杯目に選ぶ一本としても面白い。

タイトルの「Paint it Black」は、The Rolling Stones の楽曲に由来する。鍵屋醸造所は、黒いビールやIPAに対する固定観念を塗り替えるような一杯として、このビールを位置づけている。