岡宗農園とのコラボで誕生


高知カンパーニュブルワリーは、岡宗農園とのコラボビール「こなっちゃんハニーミード」を4月2日に販売開始する。主役は、高知県民にも親しまれている柑橘・小夏。Instagramの投稿では、岡宗農園さんとのコラボビールとして、販売開始日とともに案内されている。

小夏酢との出会いが出発点


ブルワリーの公開記事によると、商品化のきっかけは高知市卸団地のアグリコレットで、岡宗農園が作った小夏を圧搾した果汁「小夏酢」と出会ったことだった。試飲すると、小夏特有の甘さやビターな風味が印象的で、ビールの原材料として活かせると判断。試作を経て、「こなっちゃんハニーミード」が完成したという。

規格外の果実を価値に変える発想


紹介記事では、岡宗農園が見た目や水分量の問題で販売しにくい小夏を、廃棄せず圧搾して果汁化してきた背景も伝えている。こうした素材活用の考え方は、単なるフレーバービールにとどまらず、農園の工夫をそのまま味わいにつなげる試みとして興味深い。

香美市のブルワリーらしい地域密着の一本


高知カンパーニュブルワリーは、香美市を拠点に「TOSACO」ブランドで醸造を行うブルワリーで、高知県産素材の個性を引き出すビールづくりを特徴としている。醸造所にはビアスタンドも併設され、できたての樽生を楽しめるのも魅力だ。地域の生産者と素材を起点にしたものづくりは、このブルワリーらしさがよく表れている。

小夏の香り、甘み、そしてほのかな苦味がどのようにまとまっているのか。地元農園との協業から生まれた一本として、発売日に注目したい。