9周年の節目

なら麦酒ならまち醸造所は、9周年を迎えたことをInstagramで報告した。投稿では、これまで店を支えてきた客やスタッフ、応援してきた人々への感謝を伝えたうえで、これからのタップルームの役割を見直していく考えが示されている。

これまでの「ビールと料理をゆっくり楽しむ場」から、クラフトビールそのものを、より深く、そしてシンプルに味わう場へ。そうした方向へ少しずつ形を変えていくという。ならまちを訪れた人が、ビールを楽しんだあとに周辺の街へ歩き出せるような、地域の回遊の起点になることも意識しているようだ。

記念ビールは「苺ヴァイツェン」

周年を記念して用意されたのが、定番として親しまれてきたヴァイツェンに、奈良で採れた新鮮ないちごを仕込んだ「苺ヴァイツェン」。投稿では、いちごの豊かな香りとほどよい酸味、そしてヴァイツェンらしいやわらかな口当たりが特徴として紹介されている。

フルーティーさを持ちながらも、ヴァイツェンの持ち味を崩しすぎない設計は、季節感のある一杯として気になるところだ。春先の限定品として、地元の素材をどうビールに落とし込んだのかが分かる、周年らしい組み合わせになっている。

投稿には、木の格子が印象的な店舗外観と「NARA BEER」のサインが写った写真も添えられていた。奈良市ならまちに拠点を置くブルワリーとして、街の空気感とともに9年目の節目を伝える内容になっている。今後の営業スタイルについては、あらためて案内する予定としている。