香川の食文化をビールで表現

せとうちブルワリー(香川県高松市)は、「ゆずおろしうどんHAZY IPA」を公式オンラインストアで公開した。商品説明では、UDON職人たちが「すっきりとした旨み」のあるビールを目指して設計した一杯とされている。

このビールはHazy IPA、ABV 6.5%。価格は900円(税込)で、購入ページではSOLD OUT表示となっている。賞味期限は2026年11月と案内されている。

地元産の素材と、春を思わせる味わい

商品紹介によると、味わいの軸は地元香川で作られた小麦のふくよかさと、爽やかな柚子、そして大根おろしのような清涼感。冬を越えて暖かくなり始めた時期に、春の到来を思わせるような仕上がりを狙ったという。

せとうちブルワリーは、瀬戸内の自然に囲まれた高松市の醸造所で、企画から醸造、発送までを一貫して手がける。瀬戸内海に面した土地柄を背景に、季節感や地域性を反映したビールづくりを続けてきた。

UDONシリーズの延長線上にある一杯

同ブルワリーは、うどんをテーマにしたビールづくりでも知られる。今回の「ゆずおろしうどんHAZY IPA」も、その文脈にある一本として位置づけられる。名前の通り、うどん文化に寄り添いながら、Hazy IPAのジューシーさと飲みやすさを組み合わせた点が特徴だ。

ビール名だけでなく、素材の組み合わせまで含めて香川らしさを表現しているのがこの商品の面白さだ。地域の食文化をそのままなぞるのではなく、クラフトビールとして再構成している点に、せとうちブルワリーらしい設計思想が見える。