吉祥寺のクラフトビール店が“ナイトロの赤”を紹介

東京・武蔵野市吉祥寺本町のBen's Slop Shopが、InstagramでTKBrewingの『Nitro Kawasakey』を取り上げた。ビアパブとしてクラフトビールをじっくり楽しめる同店らしく、今回は“赤いナイトロ”の魅力を丁寧に伝える内容になっている。

どんなビールか

『Nitro Kawasakey』は、TKBrewingがリリースしたナイトロ版のレッドエール。投稿では、2021年に日本で終売となったKilkennyへのオマージュとして生まれたことが紹介されている。スタイルとしてはアイリッシュレッドエールを意識しつつ、アメリカンクラフトの解釈を加えた一本だという。

使われているホップはSorachi AceSabro。一般的な英国系スタイルでよく想像されるホップとは少し違い、ココナッツやトロピカルなニュアンスを持つSabroが加わることで、クラシックさの中に現代的な表情が出ている。ナイトロならではのきめ細かい泡立ちも、このビールの見どころだ。

Ben's Slop Shopで飲む意味

Ben's Slop Shopは、吉祥寺のクラフトビールシーンの中でも、ゲストビールの個性をしっかり届ける店として知られる。今回の投稿でも、ラストイベントでも開栓すると案内されており、店側がこのビールを単なる珍しい1杯ではなく、文脈ごと楽しんでもらいたい存在として扱っていることがうかがえる。

『Nitro Kawasakey』の背景には、Kilkennyをめぐる記憶や、Guinnessに連なるアイリッシュ系スタイルへのまなざしがある。そうしたストーリーを知ってから飲むと、赤みのある液色やナイトロの口当たりも、より立体的に感じられるはずだ。吉祥寺で一杯目に選ぶにも、ゆっくり味わう締めの一杯にも向く、語れるビールである。